2020/09/15

ナツメの花を舐めるニクバエの一種



2020年7月上旬・午後15:40頃・くもり

農家の庭に植栽された落葉樹が昨年の晩秋に見たことのない奇妙な果実をつけていて、ずっと気になっていました。
樹種を知りたくて春から定点観察に通っていたところ、ようやく蕾(※)から黄色い小さな花が咲いてナツメと判明しました。



花の正体が分かると、次に気になるのは訪花昆虫です。
生憎この日は今にも雨が降りそうな天気で、虫はあまり来ていませんでした。
ようやく撮れたのは、ニクバエの一種です。
口吻を伸縮させて花粉や花蜜を舐めています。
食事の途中でナツメの花から離れ、葉の上で後脚を擦り合わせ身繕い。






※【追記】
6月中旬に撮影した蕾(花芽)の写真です。
夏になると芽が出ることから、ナツメなのだそうです。
風揺れがひどいのにストロボを焚かなかったので、ブレブレですね…。




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