2019年9月上旬・午後15:45
路地裏のウコギ(おそらくヒメウコギ)生垣から突き出した小枝の先端にシオカラトンボ(Orthetrum albistylum speciosum)の成熟♂が止まっていました。
側面からズームインしてみると、複眼の深い水色がきれいですね。
風が吹いて小枝が揺れていても、シオカラトンボ♂は頭部をグリグリと動かして辺りを油断なく見張っています。
急に枝先から飛び立ったのですが、すぐにまた同じ止まり木に戻って来ました。
飛び立つ瞬間をまずは1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。
その後に等倍速でリプレイ。
前と同じ向きで着地したトンボの口元を見ても、獲物を捕らえてはいませんでした。
縄張りをパトロールするために飛んだのか、獲物を狩ろうとして飛び立ったのでしょう。
実はすぐ近くに池があって、そこの岸で別個体の♂が縄張りを張っていました。
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池の近くなら交尾相手の♀が飛来するのを待ち伏せする意味もあるのだろうと予想されます。
しかし、わざわざ池から離れた生垣で縄張りを張っている♂は、♂同士の喧嘩(縄張り争い)に負けた劣位の個体なのでしょうか?
池に飛来する♀をライバル♂よりもいち早く見つけて交尾に持ち込むことは可能なのかな?
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