2019年11月上旬・午前11:40・晴れ
農村部で民家の軒下をアカタテハ(Vanessa indica)が単独で飛び回っていました。
たまに軒先にぶら下がるように一瞬だけ止まりかけたものの落ち着かず、すぐに飛翔再開。
最後は屋根を飛び越えて姿を消してしまいました。
アカタテハは成虫で冬越しするので、きっと越冬地を探索しているのでしょう。
忙しない飛翔シーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
福田晴夫、高橋真弓『蝶の生態と観察』によると、
越冬中の成虫発見例をタテハチョウ科でひろうと、(中略)アカタテハを崖から掘り出した、アカタテハが家のひさしにもぐりこんでいたなど、断片的な観察例が多い。(p177-178より引用)
ここ雪国で私は一度だけ厳冬期にアカタテハを2頭見つけたことがあります。(軒下から雪原に落ちた?)
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