2020/02/10

眩しい朝日を避けるトビイロスズメ(蛾)幼虫【10倍速映像】






▼前回の記事
ニセアカシアの葉を蚕食するトビイロスズメ(蛾)幼虫【30倍速映像】


トビイロスズメ(蛾)幼虫の飼育記録#3


2019年9月中旬

飼育中のトビイロスズメClanis bilineata tsingtauica幼虫が食欲を失い、ニセアカシアの葉柄にしがみついて静止したままになりました。
脱皮前の眠なのかと予想し、微速度撮影で長撮り監視することにしました。
結局脱皮はしなかったものの、ちょっと面白い行動が記録されていたので、10倍速の早回し映像をご覧下さい。

窓際で飼っていたので、朝になると日光が当たるようになりました。
すると目覚めた幼虫は上体を起こし、徘徊運動を始めました。
少し前進すると、頭部を葉裏の主脈に押し当てるような姿勢でまた静止しました。
おそらく直射日光が眩しくて葉陰に移動したのでしょう。
これを「負の走光性」と言うのは大袈裟で、体温調節のためかもしれません。
朝になっても食欲は戻らず、ニセアカシアの葉に口を付けませんでした。

つづく→#4:トビイロスズメ(蛾)幼虫の排便【10倍速映像】


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