2018年6月中旬
街路樹として植栽されたソヨゴの雄株でオオフタオビドロバチ(Anterhynchium flavomarginatum)が訪花していました。
忙しなく飛び回り、雄花から吸蜜しています。
日陰の逆光で蜂が見えにくかったり、周囲に吹き荒れるビル風でソヨゴの枝が常に揺れていたりと、撮影にはかなりの悪条件でした。
そこへ探餌飛翔していたキイロスズメバチ(Vespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が急に襲いかかり、驚いたオオフタオビドロバチはソヨゴの雄花から転げ落ちるように飛び去りました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、キイロスズメバチ♀に飛びつかれた瞬間にオオフタオビドロバチは腹端を曲げて毒針で反撃する姿勢になっていました。
毒針の有無までは映像で確認できませんでした。
ということは、♀なのかな?(オオフタオビドロバチの性別の見分け方を知らないのです。)
雄蜂♂が自衛のために、毒針を持っていないのに持っているふりをして♀みたく刺す真似をした可能性も考えられます。(行動擬態)
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オオフタオビドロバチ♂尾端に生えた謎の刺状突起キイロスズメバチも手強い相手だと一瞬で察したようで、深追いせずに飛び去りました。
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ソヨゴの雄花に集まるミツバチ?を狩るキイロスズメバチ♀
オオフタオビドロバチ@ソヨゴ雄株+訪花吸蜜 |
オオフタオビドロバチ@ソヨゴ雄株+訪花吸蜜 |
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