ナミテントウの飼育記録#14
2018年5月下旬・午前1:34〜5:38・室温25℃→24℃
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ナミテントウ黒色型二紋型:羽化直後の徘徊と身繕い
蛹から抜け出ただけではナミテントウ(Harmonia axyridis)の羽化は終了ではありません。
羽化後半のプロセスを100倍速の早回し映像をご覧下さい。
まず黄色い後翅が伸びます。
後翅が完全に伸び切って乾くと、鞘翅(前翅)の下に畳み込まれます。
次は鞘翅(前翅)が少しずつ色付き始めます。
ナミテントウの成虫は同じ親から生まれても背中の模様にバリエーションがあり、メンデルの法則に従うことが知られています。
この個体は黒色型二紋型になりました。
このパターンは当地では最も高頻度に見られるものです。
これで完全変態が無事に完了し、飛べるようになりました。
ナミテントウ新成虫はその間、棒の側面でほぼ静止していますが、ときどき身繕いしたり、小移動したりしています。
↑【おまけの動画】
同じ素材で早回し速度を60倍速に落とした映像をブログ限定で公開します。
つづく→#15
ナミテントウ黒色型二紋型R羽化直後1(黄色シワシワ)@棒 |
ナミテントウ黒色型二紋型R羽化直後1(黄色)@棒 |
ナミテントウ黒色型二紋型R羽化直後1(黒化開始)@棒 |
ナミテントウ黒色型二紋型R羽化直後1(黒化済)@棒 |
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