ミゾソバの花蜜を吸うシロオビノメイガ(蛾)
2016年10月上旬
湿地帯の遊歩道沿いに咲いたミゾソバの群落でシロオビノメイガ(Spoladea recurvalis)が訪花していました。
吸蜜中は口吻だけでなく触角も動いていました。
残念ながら花の裏側に止まったままで、翅表を見せてくれませんでした。
(普通なら、粘って撮っていると自ら花の表側に回り込んで翅表の模様を見せてくれることが多いのです。)
最後はしばらく飛んで、草むらに消えました。
吸蜜シーンがフォトジェニックではないし、シロオビノメイガと伝わりづらいため、この動画は御蔵入りしていました。
しかしこの組み合わせは初見ですし、こうやって隠れながら食事するのもシロオビノメイガにとっては意味のある対捕食者行動なのかもしれない、と思い直しました。
例えば私が草むらをガサガサ歩いたことで飛び立った蛾が再び茂みに止まるときは、目立つ場所には止まらずに草葉の陰にくるりと身を隠すことがよくあります。
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