2017/10/19

狩ったニホンミツバチ♀で肉団子を作るキイロスズメバチ♀



2016年9月下旬

山麓で毎年定点観察しているニホンミツバチApis cerana japonica)の巣の周囲をキイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が単独でホバリングしながら狩りのチャンスを伺っていました。
ミツバチは巣口の周辺に集まり、振身威嚇で対抗しています。
毎年繰り返されるこの攻防は過去に記事にしているので、今回は割愛。

ミツバチのワーカー♀を狩る瞬間は撮り損ねてしまいましたが、獲物を抱えて飛び去るキイロスズメバチを追うと、近くに止まり直してくれました。
針葉樹(カラマツ? ヒマラヤスギ?)の大木の幹を覆うツタの葉先に止まったキイロスズメバチ♀は、後脚の爪先だけでぶら下がって食肉加工を始めました。
大顎で噛みほぐして粗挽きの肉団子を作り終えると巣に持ち帰りました。





下の古い写真は、ススキの葉にぶら下がり、狩ったばかりのミツバチで肉団子を作っているキイロスズメバチ♀です。
ミツバチを狩った直後の食肉加工中はいつもこんな体勢です。
11年後の今回、ようやく動画で記録することが出来ました。

@ススキ葉:2005年10月中旬

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