2015年12月上旬
コガタスズメバチ巣の定点観察@祠・軒下#5
▼前回の記事
コガタスズメバチの古巣で集団越冬するフタモンアシナガバチ新女王
採集してきたコガタスズメバチ(Vespa analis insularis)の古巣の外被を更に壊すと、単独で越冬していた別個体のフタモンアシナガバチ(Polistes chinensis antennalis)新女王が見つかりました。
覚醒して触角が動いています。
やがて、壊した外被上をゆっくり歩き回り、化粧を始めました。
身繕いで前脚と触角を綺麗にしています。
計4匹のフタモンアシナガバチ新女王を別のプラスチック容器に閉じ込め、屋根裏部屋で越冬させることにしました。
容器に移す際に蜂をピンセットで摘み上げたら毒針で刺そうとしました。(映像なし)
ところが残念ながら室内越冬の試みは失敗してしまい、春には全滅していました。
室内ではなくしっかりと冷たい外気に晒した方がむしろ越冬生存率が高かったかもしれません。
今季は異常なくらい暖冬だったので、蜂が季節外れに覚醒してしまい容器内で消耗して春を待たずに死んでしまったのでしょう。
つづく→#6:コガタスズメバチの古巣で越冬していたキアシブトコバチ
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