2014年8月上旬
この夏に近所で大発生して騒動になったマイマイガ♂(Lymantria dispar japonica)が室内に迷い込み壁に止まっていました。
羽毛状の触角があるので♂ですね。
正の走光性で白色電球の周りを飛び回る(乱舞)様子を240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
すぐに疲れて壁に止まるので、その度に触角に指で触れて飛び立たせました。
1/8倍速のスローモーションで見ると、暗い照明が点滅して見えます。
実は暖色の蛍光灯なのかと思いきや、後日調べてみると古い白色電球でした。
『日本動物大百科9昆虫II』p78によると、
マイマイガの♂の飛び方は上下左右と不規則で、方向性がない。そのため、捕虫網で捕らえようとしても容易ではない。このような飛び方は鳥にとっても非常に捕らえにくいのではないかと想像される。
【追記】
マイマイガの名前の由来は、♂がひらひらと舞うから「舞々蛾」らしい。
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