2013年7月下旬
ムラサキツメクサの群落でトモンハナバチ♀(Anthidium septemspinosum)が訪花していました。
花から花へと飛び回る様子を240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
複数個体を撮影。
♀は主にクサフジの群落(パッチ)で訪花しているのですが、交尾目当ての♂がしつこく迫ってきます。
私の印象では、♂を相手にするのが面倒になったら♀は隣のムラサキツメクサ群落に移動してのんびり吸蜜するようです。
♂はなぜかムラサキツメクサの群落には行かないようで、そちらでは交尾シーンを見ていません。
(花蜜の豊富な?)クサフジのパッチを選んで♂が縄張りを張っているのかもしれません。
飛来したマメコガネとのニアミスも偶然撮れました。
通常のHD動画でも撮ってみました。
『完訳ファーブル昆虫記第4巻上』の第8章は植物の綿毛を集めて小部屋を造る(フランスの)モンハナバチの営巣習性を扱っていて、日本産トモンハナバチの参考になりそうです。
『花の虫さがし』p29によると、ムラサキツメクサの花で
蜜を吸いに来るハチの種類が、シロツメクサより少ないわけは、花の長さがシロツメクサより長いために、舌の短いハチでは、蜜が吸えないからです。
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