2013年3月中旬
街中を流れる川でハクセキレイ(Motacilla alba lugens)が護岸の石垣で餌を探していました。
水際を下流側へ移動しながら(へつりながら)、石垣の隙間の溝を丹念に物色しています。
両足を揃えてピョンピョン跳びはねるだけでなく、足を交互に出してトコトコ歩くこともあります。
斜めの石垣は滑り易く不安定な足場らしく、ときどきバランスを崩すと(おっとっと)羽ばたいて姿勢を保ちます。
ロッククライミングの練習や沢登りを彷彿としますが、鳥は手で石垣を掴むことが出来ません。
石垣をへつって※ジャンプしたり羽ばたく様子がとても面白く、ハイスピード動画(220 fps)でも撮ってみました。
スローモーション映像で見ると、石垣に面した右の翼は畳んだまま、逆の左翼だけで器用に羽ばたいていることが分かります。
へつる(へつる・へづる)*沢登り* (主に水際の)壁に伝って横に進むこと。 (~山の用語集~ [tozan.net]より)
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