2012年9月下旬・気温18〜19℃
ナギナタコウジュの群落にアシグロツユムシ(Phaneroptera nigroantennata)がなぜか♂ばかりで集まっていました。
♂が♀に求愛するための集団お見合い場(レック)なのでしょうか?
産卵管を持つ♀の姿は撮れていませんが、少し離れた木の葉に一匹だけ見つけました。
少なくとも4匹の♂が群れており、たまに翅を震わせて鳴き交わしています。
鳴き声は「ジキーッ・ジキーッ…」または「ジュキーッ・ジュキーッ…」と聞こえる。小さな声なので10数メートルも離れると聞こえなくなる。(wikipediaより)
(この日は風が吹いて環境ノイズが多い上に本種♂の鳴き声は高周波成分が多く含まれるため、youtube動画の再変換された音質では殆ど聞き取れません。)
どうやら近くにいる♂を♀と誤認しているようで、しゃにむに接近したり交尾を試みることすらあります。
♂が活発に離合集散しては互いに干渉し合っている様子は占有行動(縄張り争い)のようにも見えます。
ライバル♂を追い払った後でまるで勝鬨の声を上げるように鳴くこともあります。
蹴飛ばして追い払ったり高飛びして逃げたり忙しい。
マーキングで個体識別してじっくり観察すれば何か面白いことが分かるかもしれませんね。
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