イカリモンガの翅表を撮りたい!(ハイスピード動画)
2011年11月上旬
林縁の道端に咲いた野菊の群落でイカリモンガ(Pterodecta felderi)が何頭も集団で吸蜜していました。
類は友を呼ぶ?
この綺麗な昼蛾は常に翅を閉じて止まるので、翅裏の錨紋しか見せてくれません。
翅表の紋様を撮るチャンスは飛翔中しかありません。
そこで、花から飛び立つシーンのスローモーションをハイスピード動画(220fps)で撮ってみました。
この構想は何年も前から温めていたもので、スーパースローが撮れるカメラを手に入れるまでお預けでした。
ちなみに通常の動画(30fps)で同様に撮ってコマ送り再生しても、羽ばたいている翅表は映りません。
イカリモンガが飛ぶ様子を肉眼で見ると、前翅の赤い帯がチラチラと明滅して見えます。
野菊の同定は苦手ですが、一本採集して持ち帰り図鑑で調べると、おそらくノコンギクだろうと判明。
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