2022/12/24

溜め糞に群がるキンバエ類を待ち伏せて狩ろうとするアカバトガリオオズハネカクシ

前回の記事:▶ ハネフリバエ科Euxesta属の一種がタヌキの糞を舐め、肉食性ハネカクシ類から逃げ回る

2022年8月中旬・午後12:40頃・晴れ 

里山で廃道状態の細い山道にホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が残したと思われる溜め糞場fでキンバエの仲間(種名不詳)が群がり、泥状の獣糞から吸汁していました。 
真夏の強い日射しを浴びて緑や青の金属光沢に輝き、マクロレンズで接写するとなかなか綺麗です。(「掃き溜めに鶴」) 
このハエの名前を見分けられる方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。

獣糞上で肉食性のアカバトガリオオズハネカクシ(旧名アカバハネカクシPlatydracus brevicornis)がハエ成虫を狩ろうと追い回すものの、逃げられてばかりです。 
狩りの失敗シーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
反射神経と敏捷性に優れるハエは易々と飛び去り、虎口を逃れています。
ハネカクシは獲物を闇雲に追いかけずにじっと待ち伏せする方が良い気がするのですけど、ハエの成虫を襲って狩りに成功することがあるのでしょうか? 
専らハエの幼虫(ウジ虫)を襲って捕食するのかな?
だとすれば、獣糞に産卵してくれるハエ♀を追い散らすのは得策ではありません。




2022/12/23

溜め糞場でタヌキ・アナグマの匂いに興味津々のツキノワグマ幼獣【トレイルカメラ】

前回の記事:▶ ツキノワグマの毛に大量の「ひっつき虫」:種子の動物散布【トレイルカメラ:暗視映像】

2022年8月下旬・午前5:55・気温20℃ (日の出時刻は午前4:57) 

里山でスギ林道にある溜め糞場sを見張っているトレイルカメラに写ったツキノワグマUrsus thibetanus)の記録です。 
朝日が昇り完全に明るくなった林道を2頭の子グマが相次いで左から登場しました。 
毛皮のあちこちに緑色のひっつき虫が付着しています。 
好奇心旺盛な子熊は溜め糞場sに立ち止まって、頻りに匂いを嗅いでいます。 
この溜め糞場を初めて見たのだとしたら、ホンドタヌキとニホンアナグマの匂いを学習しているのでしょう。

そこへ母親が追いつきました。 
母グマは溜め糞場sに興味を示さないどころか、平気で踏みつけて通り過ぎました。 
幼獣の片方は遅れかけたものの、先行する兄弟を走って追いかけました。 
ツキノワグマの親子はそのまま林道を右へ立ち去りました。 

同じ林道を逆側から狙った別のトレイルカメラには、このときなぜか何も写っていませんでした。 
ツキノワグマの母子が一体どこから登場したのか、謎です。 

ツキノワグマ幼獣の撮影に初めて成功しました♪
家族連れの♀も初見です。 
この山域でツキノワグマが繁殖しているという確証が得られました。 
もし登山客などが現場でうっかり子連れの母熊とニアミスしたら、非常に危険です。 
完全な夜行性ならともかく、明るい昼間も山林を出歩いているのが厄介です。 



リョウブの花穂に飛び移り摂食・身繕いするアカハナカミキリ

 

2022年8月中旬・午後16:00頃・晴れ 

里山の斜面に自生するリョウブ灌木にアカハナカミキリStictoleptura (Aredolpona) succedanea)が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 

食痕(虫食い穴)だらけの葉をせかせかと歩き回り、少し飛ぶと隣の花穂に移動しました。 
飛び立つ瞬間をまずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。 
直後に等倍速でリプレイ。 

リョウブの白い花穂を徘徊しながら、正当訪花で花蜜や花粉を食べています。 
花粉で汚れた顔や触角を食餌の合間に前脚で拭いました。 
カミキリムシ成虫の食餌を専門用語で後食と呼ぶのですが、ハナカミキリ類の吸蜜行動も後食と呼ぶのかな?

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