2022年9月上旬
ニホンイノシシ(Sus scrofa leucomystax)がヌタ場で泥浴びするシーンが撮りたくて、林道上の水溜りをトレイルカメラで監視しています。
ようやく夜にイノシシがまた通りかかりました。
カメラの設置角度に問題があり、手前に生えた灌木の枝葉が邪魔で、肝心の水溜りがしっかり見えません。
昼間に設置したときには、これほど枝葉が赤外線で白飛びするとは予想できませんでした。
シーン1:9/5・午後19:49
林道の真ん中にある水たまりを避けながら、イノシシが林道の左端を歩いて右へ歩いて行きました。
赤外線の暗視カメラでは、イノシシの体に斑模様がある(四肢が白っぽい)ように見えるのですが、泥で汚れているのかどうか不明です。
シーン2:9/8・午後18:40頃・日の入り時刻は午後18:02 (@0:11〜)
3日後の晩に林道を右から登場したイノシシは、林道の下草をムシャムシャと食べています。
水溜りには決して入らず、その周囲に密生するミゾソバなどをひたすら採食しています。
今回も泥浴びするどころか、道草を食いながら水溜りを迂回しました。
食事が済むと、林道脇の斜面(法面)を登ってカメラの死角に消えました。
カメラの背後でハァハァという荒い鼻息♪が聞こえます。
それで終わりではなく、不思議な霧?が煙のように流れました。
私の想像ですけど、イノシシが近くの立木にゴシゴシと毛皮を擦り付けた際に土煙が上がったり、短い抜け毛が風で舞ったりしたのかもしれません。
最後だけ音声を正規化して音量を強制的に上げています。