2019/01/02
セイヨウタンポポの花蜜を吸うイチモンジセセリ
2018年9月下旬
川原の堤防に咲いたセイヨウタンポポの群落でイチモンジセセリ(Parnara guttata)が訪花していました。
普通種同士ですが、意外にもこの組み合わせは初見でした。
翅がかなり擦れた個体です。
その翅を半開きにして吸蜜しています。
ようやく翅を閉じてくれたときに、翅裏の紋様が一直線に並んでいるのを確認できました。
閉じた翅を小刻みに震わせているのは、いつでも飛び立てるように準備運動しているのでしょう。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
Labels:
チョウ・ガ(鱗翅目),
訪花
2018/12/31
農道を横断するコカマキリ♀
2018年9月下旬
舗装された農道で昼下がりにコカマキリ♀(Statilia maculata)と出会いました。
初めは私を見上げて警戒し、路上で静止していました。
卵が詰まっている腹部が重そうです。
やがて警戒を解くと農道をゆっくり横切り始めました。
胸の前に鎌を構え、一歩ずつ体を前後に揺すりながら優雅に移動します。(4本脚歩行)
急ぐ時は前脚(鎌)の先も地面に付いて歩きます。(6本脚歩行)
ときどき一時停止し、辺りを警戒しています。
ツユクサの花などが咲いている道端の草むらを目指しているようですが、途中で動かなくなりました。
先を急ぐ用事があった私は、コカマキリ♀が農道を渡り切るまで待ち切れませんでした。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
コカマキリ♀@舗装農道横断 |
スギ林の急斜面を下りながら眼下腺マーキングするニホンカモシカ
2018年9月下旬
私が山道を下っていると、前方横のスギ林の斜面からパキパキと林床の枝を踏みしめる音が聞こえました。
クマか?と焦りながら辺りを探すと、ニホンカモシカ(Capricornis crispus)でした。
急斜面の獣道を下りながら、ときどき灌木の枝やクズの葉に顔の眼下腺を擦り付けて縄張りをマーキングしているようです。
スギ木立に隠れてよく見えないので、もしかすると道草を食っていた(採食)のかもしれません。
シナノキの未熟な青い実が手前に見えます。
スギの幹とカモシカの体は色が似ていて、保護色のようになっています。
もしカモシカが動かずにじっとしていれば、見つけるのは至難の業でしょう。
ゆっくり車道まで降りて来たカモシカが頭を上げ、遂に私の存在に気づきました。
つづく→気の強い野生カモシカに威嚇され一触即発!
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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