2018/08/16

ナミテントウ黒色型二紋型:羽化直後の徘徊と身繕い




ナミテントウの飼育記録#13


2018年5月下旬

▼前回の記事
ナミテントウ黒色型二紋型の羽化【10倍速映像】

蛹から抜け出したばかりのナミテントウHarmonia axyridis)の新成虫Rが台紙(ボール紙)の上をウロウロと歩き回っています。

ナミテントウの成虫は同じ種類でも背中の模様にバリエーションがあり、メンデルの法則に従うことが知られています。
この個体Rはどうでしょうか?
この時点で鮮やかな黄色をした鞘翅(前翅)に薄っすらと斑紋が浮かび上がって見えます。
したがって、シンプルな二紋型と分かりました。

これから羽化の後半の過程として、後翅を伸ばし、前翅(鞘翅)が色づくはずです。
(後翅の翅芽が伸び切り固まっていない状態では、未だ飛べません。)
落ち着いて翅を伸ばせるように棒を差し出したら登ってくれました。
棒の側面で上向きに静止し、身繕いを始めました。
鞘翅の表面は未だ張りがありません(接写すると凸凹していてシワシワ)。

つづく→#14:ナミテントウの羽化後半:後翅伸展と黒色型二紋型の斑紋形成【100倍速映像】


夕暮れに線路沿いを散歩する長毛ネコ



2016年7月上旬・午後19:23〜19:25(日の入り時刻は午後19:05)

日没後に長毛のイエネコFelis silvestris catus)が田舎のローカル線(単線)を散歩していました。
野生のタヌキにしては変だな?と焦って撮り始めたら猫でした。

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線路脇に尿で縄張りをマーキングする長毛ネコ

私がそっと近づくと、ネコは線路上に立ち止まり、こちらを見下ろしています。
やがてネコは砂利を盛った土手を降り始め、下の農道に向かいました。
こちらを一瞥してから砂利道を歩き去ります。

向こうから走って来た自転車が猫に気づいて止まってくれました。
ライトを点灯した自転車も恐れない、完全に人馴れした猫でした。
実はこの間、軽トラックも農道を通り過ぎています。(私も横にどいて車を通したので撮影中断)
首輪は見当たりませんけど、近くで誰かに飼われている飼い猫なのでしょう。


長毛ネコ@線路

2018/08/15

ハコネウツギに正当訪花で採餌するクロマルハナバチ♀



2018年6月中旬

駐車場の隅に生垣として植栽されたハコネウツギ(別名ベニウツギ)クロマルハナバチBombus ignitus)のワーカー♀が正当訪花していました。
漏斗状の花筒の開口部から頭を潜り込ませて(正当訪花)、奥の花蜜を吸っています。
体に付着した花粉は後脚の花粉籠にまとめるので、少量の白い花粉団子を付けて運んでいます。
複数個体を撮影。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
この日は風揺れが激しくて、虫撮りには悪条件でした。
いつものように手ブレ補正処理すると副作用でグニャグニャと不自然に歪んで酔いそうな映像になるので、今回はあえてやりませんでした。



つづく→ハコネウツギの花で穿孔盗蜜と正当訪花を自在に切り替えるクロマルハナバチ♀

クロマルハナバチ♀@ハコネウツギ訪花・全景
クロマルハナバチ♀@ハコネウツギ訪花採餌(正当訪花)
クロマルハナバチ♀@ハコネウツギ訪花採餌(正当訪花)

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