2018/03/04
軒下を飛んで営巣地を探すクマバチ
2017年5月下旬
平地を流れる川沿いで民家の軒下をキムネクマバチ(Xylocopa appendiculata circumvolans)が飛び回っていました。
なぜか雨樋の辺りでホバリングしています。
外見で性別を確認できませんでしたが、新たに営巣する場所を探索中の♀なのでしょうか?
屋根はトタンで覆われていますが、付近の木材に穴を穿つことができるかどうか調べているのかもしれません。
じっくり見守りたかったのに、横の道に車が通りかかって邪魔されました(クマバチは逃げてしまった)。
クマバチの雄蜂♂が空中に縄張りを張って交尾相手の♀を待ちながらホバリング(停空飛翔)する行動とは違う気がしました。
例えば、今回の個体は常に建物の方を向いてホバリングしています。
♀を待ち伏せするのなら、開けている逆側を向いてホバリングしそうなものです。
やはり、物件を物色している♀のような気がします。
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飛翔
ミソハギの花蜜を吸うルリシジミ
2017年8月下旬
山麓の休耕田にミソハギの群落があり、花盛りでした。
沢の水が流れ込んで常にジメジメと湿った部分なので長靴を履いて近づくと、ルリシジミ(Celastrina argiolus)が訪花していました。
口吻を動かして吸蜜しています。
隣の花へ飛んで移動するだけでなく、歩いて移動することもありました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
ルリシジミ@ミソハギ訪花吸蜜 |
ルリシジミ@ミソハギ訪花吸蜜 |
ルリシジミ@ミソハギ訪花吸蜜 |
ミソハギ花・全景 |
ミソハギ花・全景 |
ミソハギ花 |
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訪花
2018/03/03
コガタスズメバチの巣:朝の活動
枯木に営巣したコガタスズメバチの定点観察#4
前回の記事→#3
2016年7月中旬・午前7:18
3日ぶりの定点観察。
朝からコガタスズメバチ(Vespa analis insularis)のワーカー♀が飛んで巣に出入りしたり、口元に巣材を咥えた個体が外皮をウロウロしたりしています。
少しずつ大きくなった巣の外皮にマーブル模様が入って美しいですね。
白い部分の巣材はどこから調達した樹皮のパルプなのか、気になります。
つづく→#5
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