2016年7月上旬・午前8:25前後
高圧線の鉄塔に営巣したハシボソガラスの定点観察#6
鉄塔aで在巣のハシボソガラス(Corvus corone)は1羽しか姿が見えません。
羽繕いしていました。
親鳥なのか、育った幼鳥なのか不明です。
鉄塔の一番てっぺんにもう一羽止まっていて、こちらも羽繕い中です。
帰巣したいのに私が見ているから警戒しているのですかね?
上下の二羽で番なのかな?
正直言うと通りすがりの短い観察だけではあまり面白くないのですが、記録の蓄積が大切なので1年目は我慢して続けます。
つづく→#7
2016年7月中旬
農道沿いに咲いたムラサキツメクサ(=アカツメクサ)の群落でクロマルハナバチ(Bombus ignitus)のワーカー♀が訪花していました。
小雨が降っても平気で飛び回り、採餌を続けています。
後脚の花粉籠に褐色の花粉団子を付けています。
意外にも、この組み合わせのHD動画は撮っていませんでした。
【追記】
同じマメ科だけれど、ムラサキツメクサと相性が良いのはマルハナバチの仲間なんだ。ムラサキツメクサは花粉をもらった花(小花:しぐま註)が下を向く性質もないんだよ。(p37より引用)
その一方で、ミツバチがよく訪花するシロツメクサは、受粉が済んだ小花は下を向く性質があり、送粉者が無駄に訪花しないで済むようになっているらしい。
2016年7月中旬
峠の道端に生えたキササゲの灌木でツマジロカメムシ(Menida violacea)を2匹見つけました。
左の個体は枝を上下した後で葉から花に移動するも、吸蜜・吸汁しているかどうか不明です。
右の個体は葉表で静止したまま、脚先を擦り合わせています。
少し歩いては身繕い。
小さなアリ(種名不詳)も見えます。
もしかするとキササゲの花外蜜腺で雇われたボディガードなのかな?
しかし、ツマジロカメムシを排斥する行動は見られませんでした。
キササゲを訪花する昆虫(送粉者)に興味があるのですけど、残念ながらこの日も見られませんでした。
実は未だなっていません。