2015/01/19

クルミを食べ損ねたハシボソガラス(野鳥)



2014年9月下旬

クルミを咥えたハシボソガラスCorvus corone)が飛んで来て電柱の天辺に止まりました。
クルミの実を足で押さえつけながら嘴でコツコツ啄んでいる途中で、うっかり落としてしまいました。
空中から路上に投げ落として割る行動を習得していない、若くて未熟な個体なのでしょうか?
ヘマをしたのは初めて見ます(失敗例)。
(改めて映像を見直すと、既に殻を割った後のクルミを食べている途中だったかもしれません。)
カラスは慌てて飛び降りるも、電柱の根元に生い茂ったエノコログサなどの雑草に紛れて見失った模様。
電柱の周りを何度も探しても落とし物は見つからず、諦めました。
カラスに「何か失敗して、それを見られてバツが悪い」という恥の感情はあるのかな?

ハシボソガラスはそのまま歩きながら車道にこびり付いた何かをこそげ取るように拾い食いし始めました。
車が通り過ぎると飛び立つも、すぐに路上へ舞い戻って来ます。
車に轢かれてペシャンコに干からびた死骸(ロードキル)のようです。
おそらくカエルだと思います。
死骸を始末してくれる掃除屋(scavenger)の面目躍如。
歩道の縁石に登ると、飛び去りました。
随分と人馴れした個体で、最後はかなり近くまで来てくれました。
田んぼ上空を旋回して、遠くの木に着陸。


ロードキル採食

2015/01/18

羊歯の葉から飛び立つコアシナガバチ♂



2014年9月下旬

里山の草地でコアシナガバチ♂(Polistes snelleni)がシダの葉に乗って翅を休めていました。
触角の先がカールし頭楯が白いのが♂雄蜂の特徴です。
日光浴なのかと思いきや、シダの葉から葉へ忙しなく飛び回り始めました。



夜のネコ【暗視映像】



2014年9月下旬

住宅地の道端でいつも同じ場所に座っているネコFelis silvestris catus)が居ます。
飼い猫か野良猫か不明です。
コンクリートの段に座っています。
きっと日中の余熱で暖かいのでしょう。

赤外線の暗視ビデオカメラで夜に撮影してみました。(18:28 pm)
暗いところではネコの瞳孔が丸く開いています。
途中から赤外線投光機を点灯してみても、ネコは無反応でした。※

ネコは香箱座りをしかけたものの、やや警戒しているのか前脚を揃えただけで、こちらをじっと見据えています。
車が横を通り過ぎると目で追います。
最後は私もゆっくり歩いてネコの目の前を通り過ぎようとしたら、奥の草むらに逃げ込みました。


※ 【追記】
文春新書『ネコの秘密』によると、ねこの視覚は
色についても、人間ほど景色が色鮮やかには見えていないようです。(中略)また色の中でも赤色は特に見えないようです。(p109)暗闇でねこの眼が光って見えるのは、タペタムが光を反射しているからです。(p111)

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