2023年4月下旬・午前10:45・晴れ
早春の田んぼの農道に咲いたエゾタンポポの群落でフタモンアシナガバチ(Polistes chinensis antennalis)の創設女王が訪花していました。
筒状花に頭を突っ込んで吸蜜する蜂の胸部や脚、頭部はべっとりと黄色い花粉にまみれていました。
アシナガバチがもし次もタンポポに訪花すれば、雌しべと雄しべに触れてタンポポの授粉を助けていることになります。
しかし、蜂がどこに飛び去ったのか、見失ってしまいました。
フタモンアシナガバチが飛び去った直後に、タンポポの頭花をめくって裏側の総苞片を調べ、普通種のセイヨウタンポポではなくエゾタンポポであることを確認しました。
嬉しいことに、この区画はなぜか外来種セイヨウタンポポではなく在来種ばかりです。
前回の記事:▶ エゾタンポポの花蜜を吸うフタモンアシナガバチ創設女王
実は11日前にもまったく同じ場所で撮影していました。
まさか同一個体の女王蜂がお気に入りの蜜源群落に通っているのだとしたら面白いのですが、それを調べるには個体識別のマーキング(標識)をする必要があります。
0 件のコメント:
コメントを投稿