2023年9月下旬・午後19:30
スギ防風林でタヌキが通う溜め糞場wbcを5ヶ月ぶりにトレイルカメラで再び監視することにしました。
雨上がりの晩に獣道を通って単独でやって来たホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)は毛皮が濡れているようです。
辺りを少しうろついてから、溜め糞wbc跨って右向き(東向き)で脱糞しました。
共用の溜め糞場に自分の糞をピンポイントに追加するのではなく、広がりのある溜め糞エリアに各々が排便すると表現した方が良さそうです。
実際は複数の糞塊が林床に点在しています。
溜め糞場に通ってくる複数のタヌキをしっかり個体識別できれば、各個体が特定のお気に入りの地点に(あるいは気まぐれに)排便することが分かってくるのかもしれません。
タヌキが排便していると、コウモリの一種が獲物を探しながら低空で飛来しました。
この地点でコウモリは初見です。
溜め糞場wbcに集まるハエなどの虫を補食しに来たのでしょうか?
そう言えば、夜になるとハエは何処で寝るのか、今まで考えたこともありませんでした。
用を足してすっきりしたタヌキは、暗闇のスギ林でコウモリとの遭遇に気づいているのか不明ですが、何も反応することなく立ち去りました。
タヌキの耳にはコウモリの発する超音波が聞こえているのでしょうか?
コウモリとタヌキがニアミスしたシーンも初見かもしれません。
コウモリは暗闇でも超音波によるエコロケーションでタヌキの存在を認知しているはずです。
素早く飛び回るコウモリを捕食する天敵はほとんど居ない(フクロウ?)と思うのですが、他の野生動物が来ている間は遠慮してコウモリは現れないのかと思っていました。
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