2022年7月中旬・午前10:45頃・くもり
雨が降り止むと、民家の裏庭に咲き誇るピンクのサルスベリ(百日紅)にキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花していました。
雨上がりは葯の花粉も濡れているし花蜜も水で薄まり、ハナバチ類にとって採餌活動しにくいのでは?と思ったのですが、花から花へ忙しなく飛び回り吸蜜・集粉しています。
後脚の花粉籠に黄色い花粉団子を付けていて、顔や黒い腹背が黄色い花粉で汚れています。
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@1:12〜)
クマバチが飛来すると、高速の羽ばたきによって雨で濡れた百日紅の花から水飛沫が飛び散る様子が格好いいですね。
関連記事(12年前の撮影)▶ クマバチがサルスベリに訪花
【追記】
記事の公開時にはあまり深く考えずに「吸蜜していた」と書いていたのですが、誤りを訂正しておきます。
矢追義人『ミクロの自然探検: 身近な植物に探る驚異のデザイン』によると、
サルスベリの花には蜜がないので、集まってくるのは花粉を食用とする昆虫たちだ。(p86より引用)
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