前回の記事:▶ 砂防堰堤の上で取っ組み合いして遊ぶ幼いニホンザル
2022年9月中旬・午前10:55頃・くもり
里山から流れ出る渓流を制御する砂防堰堤に野生ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れが来ています。
遊動する群れが一休みしているようで、コンクリートの巨大な堰堤に座り込んだり寝そべったりして、互いに毛繕いをしています。(対他毛繕い)
なるべく警戒させないように少しずつ近づくようにしたら、猿のリラックスした表情を捉えることが出来ました。
だらんと寝そべっている個体に甲斐甲斐しく毛繕いしています。
マッサージの施術を受けているようで気持ち良さそうです。
胸にピンクの長い乳首があるのは経産♀です。
子ザルを胸に抱いた母猿が、寝そべる相手(成獣)の蚤取りをしていました。
もしかすると、母子と祖母の組み合わせだったのかもしれません。
別のペアでは、母猿が若い子猿に毛繕いをしていました。
立ち上がって毛繕いを受けていた若猿が座ると、お返しに母猿の頭の毛をかき分けてノミ取りをしてやります。(相互毛繕い)
巨大なコンクリート堰堤のあちこちで色んな出来事が巻き起こるので、どれを撮ろうか目移りしてしまい、細切れ映像のつなぎ合わせになってしまいました。
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