2022年8月下旬・午前6:25頃・小雨 (日の出時刻は午前5:00)
里山の林道でヌタ場と思われる水溜りがある区間をトレイルカメラで見張っていると、早朝にニホンリス(Sciurus lis)が登場しました。
水溜りの横でリスがオニグルミの堅果を抱えていました。
現場周辺でオニグルミの木は生えてないので、そこで見つけた落果を拾ったのではなく、どこからか運んできたようです。
1/3倍速のスローモーションでリプレイしてみると、ヌタ場の泥の中からクルミを掘り出していました。
運搬中にうっかり落としたクルミを拾い直したのかな?
昨秋に貯食した記憶を頼りにクルミの実を掘り出したという可能性も考えられますが、水気の多いヌタ場にクルミを埋めたら発芽しているはずです。
林道脇の法面からヌタ場に張り出しているシナノキの湾曲した枝にリスが跳び乗りました。
口にクルミの実を咥えています。
枝を伝って手前に走り、カメラの死角に消えました。
雑木林の斜面のどこかに埋めて隠すのでしょうか?
まだ真夏なので、冬に備えて貯食するには時期が早い気がします。
おそらく安全な場所に移動し、クルミの殻を割って中身を食べるのでしょう。
オニグルミの堅果を運ぶリスをトレイルカメラで撮れたのは初めてです。
水溜りの水面を見ると小雨がポツポツ降っていますし、下草にもときどき雨粒が当たって揺れています。
癖のある古い機種で撮っているので、明るい時間帯なのに色調が変です。
動画編集時に自動色調補正を施して、モノクロ調に修正しました。
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