2020年7月下旬・午後17:10頃・くもり
郊外の道端でおかしな症状のキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)を見つけました。
路上を徘徊しながら頻りに羽ばたくものの、飛び立つ力がありません。
ブーン♪という重低音の羽音が聞こえます。
進路に左手を差し出すと登ってきてくれました。
クマバチの♀は自衛用に毒針を持っていますが、こちらが手荒なこと(握りしめるとか)をしなければ刺される心配はありません。
手乗りさせたクマバチ♀は、私の腕を少し登ってから、力なく滑落してしまいました。
やはり飛べないようです。
舗装路に落ちたクマバチ♀は、右触角を右前脚で拭っています。
一体どうして飛べないのでしょうか?
しばらく休息すれば体力が回復するのかな?
寿命が近い老いた個体だとしたら、胸背の体毛が禿げていたり、翅がもっと摩耗しているはずです。
隣の農地で農薬を散布したのか?という懸念が私の頭をよぎりましたが、証拠がありません。
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