2019年9月中旬
野菜を栽培する畑に設置された黄色い風車が風を受けて勢いよく回っていました。
二枚羽の翼に銀色の目玉模様が描かれているので、野菜を食害に来る野鳥を怖がらせるための鳥害対策グッズなのでしょう。
しかし素人目には黄色と銀色という配色がいまいちで、あまり目立っていない気がします。
(鳥の目には怖く見えていたらそれで良いのですけど…。)
銀色の部分は鳥の目を眩しがらせる反射板のつもりなのか、それとも直射日光に晒されて退色したのかもしれません。
翼の内側には黒い線も書かれていて、風車が回ると黒い円の残像が描かれます。
黄色と黒の組み合わせは目立つ警告色ですが、もっと黒を太くすれば目玉模様になると思います。
風車には方向舵も付いているので風向きが変わっても対応できます。
方向舵の翼にも銀色の目玉が描かれていました。
風車の周りにスズメなどの野鳥は見当たりませんでした。
こうした鳥害対策グッズには、どうしても次第に野鳥が慣れてしまうという問題があります。
風車の近くで鳥が平気で農作物を食害していたという証拠映像を撮れたら動画ブログのネタとしてニュースバリューがあるでしょう。
商品の営業妨害になってしまうかもしれませんが、メーカー側も鳥に慣れが生じるまで時間の問題だというのは分かっているはずです。
少し意地悪な期待を持って私は田畑を見て回ってるのですが、今のところ忌避効果が持続しているようです。
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