2017年5月下旬
イチモンジチョウの飼育記録#8
突発的な蠕動運動を繰り返していたイチモンジチョウ(Limenitis camilla)の前蛹は、朝になると最終脱皮(蛹化)して垂蛹になりました。
断続的だった蠕動運動が激しく続くようになると、いよいよ脱皮が始まります。
途中で一旦、上半身も真っ直ぐに伸びました。
当時の私はこの個体がてっきり体内寄生されていると思い込んでいたので、ここまで正常に発生したのは意外でした。
ところで、このゴツゴツした垂蛹に見られる背面の竜骨突起(正式名は?)と頭部の耳状突起が気になりました。
一体どんな役目があるのですかね?
耳状突起の中で触角が作られる訳でもありませんし、竜骨突起に対応してイチモンジチョウの成虫の背中に大きな瘤(コブ)があるとは思えません。
側面 |
側面 |
腹面 |
背面 |
下の落ちた蛹化殻を採集して、私の個人的な抜け殻コレクションに加えました。
背面 |
顔 |
側面 |
腹面 |
【おまけの動画】
早回し速度を落とした20倍速映像と10倍速映像(オリジナルの素材)をブログ限定で公開します。
つづく→#9:イチモンジチョウ垂蛹の黒化
0 件のコメント:
コメントを投稿