2016/02/06

クスサン♂(蛾)の悲劇:走光性と光害問題



2015年10月上旬・夜20:12

走光性で外灯の周りを飛び回っているクスサンCaligula japonica japonica)♂を撮っていたら急に落下しました。
力尽きたのか、外灯の鉄柱に激突して落ちたのか、分かりません。
慌てて墜落現場に駆け寄ると、路上で翅がボロボロになっていました。
その翅に触れても、もはや暴れたり飛び立つ元気はありません。
「光害」被害を雄弁に語っています。
触角の形状が羽毛状なので♂ですね。



ギリシア神話のイカロスの悲劇を思い出しました。

▼関連記事
クスサン(蛾)の走光性


0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む

  • カラムシの葉を巻いた巣内にアカタテハの蛹を見つけた!13/02/2021 - 0 Comments
  • 公園樹に塒入りするムクドリの大群:中編(野鳥)02/10/2019 - 0 Comments
  • ブロッコリーに産卵するモンシロチョウ♀27/10/2014 - 0 Comments
  • 臭角を伸ばすクロアゲハ♀5齢幼虫03/10/2012 - 0 Comments
  • ゴイサギ幼鳥の死骸を見つけた!(野鳥)30/10/2023 - 0 Comments