2014年3月上旬・室温20℃
マダラスジハエトリの飼育記録11
マダラスジハエトリ(Plexippoides annulipedis)の幼体を見つけてきたので、飼育してきた同種の成体♂と同居させてみました。
幼体の飼育容器に成体♂を投入しました。
容器内には幼体のしおり糸が張り巡らされています。
体長は明らかに、成体♂>幼体です。
体格差があるのに互いに警戒しているようで、なるべく遠くに位置したがります。
容器内で最大限に距離をとるために対角線の位置になります。
成体♂は相手を見つめながら長い第1歩脚を同時に振り上げて威嚇の誇示行動を行います。
振り上げた第1歩脚の先がヒクヒク動いています。
このとき大顎は動いていません。
クモは「目で追う」(眼球だけを動かす)ことが出来ませんので、幼体が目の前を横切ると成体♂は体ごと方向転換します。
動画のピントが合っているのは成体♂だけですが、幼体の方は誇示行動を行いませんでした。
つづく→シリーズ#12
幼体の写真です。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿