2011年8月下旬・室温24℃
飼育中のエンマコオロギ♂(Teleogryllus emma)にカボチャの切れ端を与えたらとても気に入ってくれたようで、食べながら美声を聞かせてくれました。
コオロギで鳴くのは♂だけです。
尾端の中央に長く伸びているように見えるのは産卵管ではななく畳んだ後翅です。
♀の産卵管はもっと細くて長いです。
発音器官である前翅は必ず右翅を上、左翅を下に重ねます。
鳴く前に前翅を少し斜めに立ててから互いに擦り合わせます。
(基本的に物陰に居る方が安心するようですが、撮影のため照明に少しずつ馴れてもらいました。)♂を一匹室内で飼っているだけでコロコロリー♪と澄み切った美しい鳴き声が家中に響きわたり、毎晩しみじみとした癒しと安らぎを得られます。
どこにでも居る普通種ですし、庶民的な雑食性で飼い方も難しくないようです。
皆さんも試しに飼ってみませんか?
おすすめです。
私もコオロギの飼育は小学生のとき以来です。
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