2019年7月下旬・午前5:40頃
山麓のニセアカシア(別名ハリエンジュ)樹上に1頭のニホンザル(Macaca fuscata fuscata)が隠れていました。
群れから離れて単独で暮らす♂個体(離れ猿)のようです。
初めはかなり警戒していて、枝葉の隙間からこちらをこっそり覗き見しています。
太い幹を少し登ると私を見下ろし、じっくりと品定め。
ニセアカシアの幹や枝には鋭いトゲが生えているのですが、ニホンザルは特に嫌がることもなく、平気で木登りしています。
警戒が解けると体を掻き、口をモグモグさせて頬袋の中の食物を食べ始めました。
周囲の山林では多数のニイニイゼミ♂(Platypleura kaempferi)がチィー♪とひたすら単調に鳴き続けています。
つづく→ニセアカシア樹上で未熟な豆果と若葉を食べるニホンザル♂
ニホンザル♂:離れ猿@ニセアカシア樹上+警戒 |
ニホンザル♂:離れ猿@ニセアカシア樹上+警戒 |