2016年10月中旬
河畔林のニセアカシア(=ハリエンジュ)樹上でコゲラ(Dendrocopos kizuki)がカラ類との混群で行動をともにしつつ採食していました。
コゲラがニセアカシアの実を啄んでいたかどうか興味があったのですが、すぐに逃げられたのが心残りです。
食性は雑食だが、主に昆虫などの節足動物を捕食し、木の実を食べることもある。(wikipediaより)
動画から聞こえる賑やかな鳴き声がコゲラのものかどうかも不明です。
冒頭でギー♪と鳴いたときだけリップシンクロを確認できました。(嘴の小さな動きと鳴き声のタイミングが一致)
つづく
2017年1月上旬
街中を流れる川を見て歩くと、更にもう1羽のダイサギ(Ardea alba)が岸に沿ってゆっくり歩きながら獲物を探していました。
この個体も冷たい水に浸かりながら足で川底を掻いたり足踏みしたりして、隠れている魚を追い出そうとしています。
同じ日に続けざまに見れたので、別に珍しい行動ではないと私にもようやく分かりました。
しかしダイサギが必死で探しても魚はなかなか見つかりません。(そもそも魚の数が少ないのでしょう)
長い足を上下にガクガクと揺らしながら岸沿いを少しずつ下流へ向かって歩いてきたのに、途中でなぜか上流へ引き返し始めました。
撮影している私を恐れて引き返しただけかもしれませんが、ダイサギの群れが1羽ずつ川の決まった流域(区画)を縄張りとして点々と棲み分けしている印象を受けました。
つづく→川で縄張り争いの小競り合い
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
2016年5月中旬
山麓を流れる深い農業用水路で2羽のカルガモ(Anas zonorhyncha)を発見。
里山のダムや池ではよく見かけるものの、この状況は初見です。
ちょっと珍しいと思い、動画に記録しました。
水があればそれだけで落ち着くのかな?
初めは用水路を渡る橋の部分の下(日陰)で休んでいて、一羽が羽繕いを始めました。
ときどき嘴で水をすくって飲んでいるのは、羽根を適度に濡らすためですかね?
私がカメラを向けると警戒し、少しずつ流れに逆らって逃げ始めました。
濠自体は深く掘られているものの流れている水量は少なく、カモの足が底につきそうなぐらい浅い水路です。
泳いでいるというよりも、ほとんど歩いている状態かもしれません。
こんなコンクリート三面張の水路にカルガモの餌があるとはとても思えなかったのですが、苔むしたコンクリート壁をときどき啄んでいます。
私が用水路沿いに歩いてカルガモを追い越してから振り返って見ると、今度は流れに乗って下流へ遠ざかりました。