2016年11月中旬
農村部の溜池で、いつもはカルガモしか居ないなのに、この日は見慣れない鴨が泳いでいました。
キンクロハジロ(Aythya fuligula)の♀♂番(つがい)でした。
冬鳥なので、最近になって番で渡来したのでしょう。
♂は黒色、♀は濃褐色です。
離れたところから撮っているのに、警戒してどんどん遠ざかってしまいます。
前年に川で見たときも番でいました。
▼関連記事
川面を移動するキンクロハジロ♂♀(野鳥)
2017年3月中旬・夕方
ようやく雪が解けつつある雪国の刈田でハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)が採食していました。
雪解け水の水たまり付近を重点的に探索しています。
2016年11月中旬
郊外の民家の庭に植えられたカキノキでムクドリ(Sturnus cineraceus)の群れが果実を食べに来ていました。
紅葉した葉はほとんど散ってしまっているものの、果実の見た目は熟柿というよりも未だ少し固そうです。
柿の実を啄みながら、ポトリと脱糞しました(@1:31)。
まさに種子散布の瞬間を目撃したことになります。
満足したムクドリは枝から枝へ移動し、嘴を足元の枝に擦り付けています。
後半の映像(@2:59~)では、込み入った枝の奥で柿の実以外の何かを採食している個体が居ます。
あまりよく見えないのですが、枝に絡み付いた蔓植物ツルウメモドキの実を食べているようです。
最後にヒヨドリ(Hypsipetes amaurotis)が一羽で飛来すると、ムクドリの群れは追われてすぐ横の電柱のてっぺんに避難しました。(@3:59~)
ムクドリは数で圧倒しているのに、ヒヨドリに対しては弱いようです。