2015年9月下旬・午後19:26
アカオニグモ♀の定点観察#12
夜になってからアカオニグモ♀(Araneus pinguis)の営巣地を再訪すると、垂直円網は完全に取り壊された後でした。
赤外線の暗視カメラで撮ると、タニウツギ葉先とヨモギ花穂との間で水平に張られた一本の枠糸だけが見えます。
次の撮影目標である破網は日没前後に行われるのだろうか?
朝に給餌したので、満腹したクモが早目に店仕舞いしたのかな?
ちなみに、この日は満月で、日の入り時刻は17:28。
隠れ家(タニウツギの葉裏)に潜んでいるクモは顔をこちらに向け葉裏にぶら下がっていました。
深夜0時まで粘ったのですけど、このままクモに動きはありませんでした。
ビデオカメラのバッテリーが切れたので観察を打ち切って帰りました。
明け方になれば隠れ家から出て造網を始めるのでしょう。
つづく→#13:造網前に枠糸を強化するアカオニグモ♀a【蜘蛛:6倍速の暗視映像】