2024年1月下旬・午後19:12・気温−1℃
雪の積もった里山でスギの木の下にあるニホンカモシカ(Capricornis crispus)の塒をトレイルカメラで見張っています。
二ホンリスがよく出没するので、試しにオニグルミの堅果をいっぱいに入れた給餌箱をスギの幹に設置してみました。
プラスチックの餌箱は、キッチン・シンク用のスポンジケース(生ごみ捨て?)を100円ショップで買っできました。
排水できるように容器の底がメッシュ状(網目)になっているのがポイントです。
ある晩、♀♂ペアと思われる2頭のホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が登場しました。
この地点でタヌキが写ったのは初めてです。
まず先行個体がスギの根元で雪面の匂いを嗅ぎ回っていました。
クルミ給餌箱には雪がこんもり積もっています。
(餌箱の上に庇や屋根を取り付けるべきかもしれません。)
雪解け水で中身のオニグルミ堅果が濡れ、黒い汁(タンニン)が滴り落ちて雪面を汚しているようです。
タヌキがふと上を見上げてクルミ給餌箱に気づくと、慌てて手前に逃走しました。
餌箱は真っ白なプラスチック製なので、暗闇でも目立ってしまいます。
(全面に目立たないマスキングテープを貼る必要がありそうです。)
雪面は凍っていて、タヌキが歩いても足が潜りません。
次に左から後続のパートナーが登場し、手前に歩いて来ました。
左下から1頭が戻ってきて、スギ斜め倒木の下をくぐって右へ向かいました。
つづく→
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