2022年1月上旬・午前10:45頃・晴れ
山麓に広がるリンゴ園に野生ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れが来ていました。
おそらく深い雪の下に埋もれたリンゴの落果を探しにやって来たのでしょう。
私が来るのが一足遅かったのか、採食シーンを撮れなかったのは残念です。
猿害対策として果樹園の敷地全体をぐるりと囲んでいた電気柵やネット類は、根雪が積もる前に全て撤去されています。
さもないと雪の重みで春までに全て潰れてしまうからです。
そのため、冬になるとリンゴ園にニホンザルが自由に出入りできるのです。
関連記事(1年前の撮影)▶ 収穫後のリンゴ園で落果を拾い食いするニホンザルの群れ
完全に落葉したリンゴの樹上で2頭の若い個体が細い枝にぶら下がって遊んでいます。
カメラを向けた私を警戒したようで、新雪の雪面に飛び降りると、雪原を遊動し始めました。
先行する個体が残したラッセル跡を辿り、ノシノシと土手を斜めに登って行きます。
深雪を先頭切ってラッセルするのは猿も疲れて大変なのでしょう。
※ 遠くで鳴いている猿の鳴き声を聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
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