2020/06/21
雪が降る池でオシドリ♂を見つけた!(冬の野鳥)
2020年1月下旬・午後16:00頃・雪・気温4℃
激しい雪が横殴りに降っている夕方、池に突き刺さった落枝に水鳥が集まって休んでいました。
落枝の上部の特等席に止まっているのは2羽のカワウ(Phalacrocorax carbo hanedae)です。
1羽は白い婚姻色(繁殖羽)が美しい成鳥で、もう1羽は若鳥のようです。
カルガモ(Anas zonorhyncha)の群れが落枝の周囲に集まって、水面で休んだり少し遊泳したりしています。
雪国の陰鬱な景色の中で、ひときわカラフルな鳥が1羽混じっていました。
ドキリとしてカメラをズームインしてみると、なんと憧れのオシドリ♂(Aix galericulata)が落枝の端に止まって休んでいました。
近くにオシドリ♀の姿はありません。
後半になるとオシドリ♂は尾羽を左右に激しく振りながら落枝上で落ち着き無く向きを変えていました。
オシドリは山形県の「県の鳥」なのに、準絶滅危惧種に指定されています。
私も実際にオシドリをフィールドで見かけたのはこれが初めてで、とても感激しました。
残念ながら、この日の私は安物のハンディカムしか持っていなくて、しょぼい映像しか撮れませんでした。
その後もう一度撮り直そうと、冬の間かなりムキになってこの池に通い詰めたのですが、オシドリには二度と会えませんでした。
※ 動画編集時に彩度を少し上げました。
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