2017年4月中旬
湿地帯の根雪は溶けたものの、一面のヨシ原は未だ枯れた状態です。
未だ落葉した状態の樹上に1羽の猛禽類が止まっていました。(後にノスリと判明)
梢から辺りをキョロキョロ見回し、原野に潜む獲物を眼光鋭く探していました。
近くの線路を列車が通っても慣れっこなようで、逃げませんでした。
梢の細い枝先でなぜかバランスを崩して慌てたように羽を広げた際に、翼の下面が見えてノスリ(Buteo japonicus)と判明しました。
横向きになると、風を受けて翼の羽毛が少し逆立つ様子がよく見えます。
ノスリが急に羽ばたいて原野に飛び降りました。
慌ててカメラを三脚から外したのですが、枯れたヨシ原で保護色のノスリを見つけるのに手間取りました。
おそらく狩りには失敗し、獲物(野ネズミ)に逃げられたようです。
私を警戒したノスリは飛び去ってしまいました。
ノスリは首が後ろまで回るのですね。 |
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