キボシアシナガバチ古巣の虫喰い穴
キボシアシナガバチ巣の定点観察@柳#15
2015年8月中旬・午後20:02
前回からだいぶ間が空いて26日ぶりの観察になってしまいました。
キボシアシナガバチ(Polistes nipponensis)の巣は小さいままコロニーが解散していました。
在巣の蜂は一匹もおらず、もぬけの殻です。
動画を撮りながら柳の茂みをかき分けたら照明に驚いて逃げて飛び去った虫は、蜂ではなくガガンボです。
黄色の繭キャップは全て羽化済みでした。
少数ながらも新女王を産出したのかな?
巣盤をよく見ると育房の側面および天井部が何者かに食い荒らされているようです。
寄生蛾の幼虫に食害されたのか、寄生蜂が羽化した跡なのか、それともヒメスズメバチに襲撃されたのでしょうか?
古巣を採集して持ち帰りました。
つづく→#16:キボシアシナガバチの巣に寄生したトビスジアツバ♂(蛾)
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