2013年9月上旬
山間部の道端で潅木の葉に見慣れない小型の蜂が止まっていました。
ギングチバチ科の一種だと思うのですが、名前が分かりません。
未採集、未採寸。
葉の上で時間をかけて身繕いしながらぐるりと方向転換してくれたので、色んなアングルから撮れました。
撮影モデルとしてはなかなか協力的です。
葉裏に止まっているツマグロオオヨコバイには無関心(獲物だとしても気づいていない?)。
飛ぶとハエのような羽音が聞こえます。
いつも大体同じ場所に舞い戻るので、縄張りがあるのかな?と想像しました。
カメラを構える動きに敏感で、すぐ逃げられてしまいます。
【追記】
いつもお世話になっている蜂類情報交換BBSに投稿して問い合わせたところ、青蜂@管理人さんより以下の回答を頂きました。
写真のギングチバチは、顔の毛が金色であることから、ナミギングチバチ属のなかでもClytochrysus亜属のメスと思われます。メスキンギングチバチ(Ectemnius lapidarius)、クボズギングチバチ(Ectemnius cavifrons aurarius)、ヒラズギングチバチ(Ectemnius ruficornis)の3種いるのですが、画像からの判別は難しいですね。
♀ということは、縄張りではなくて獲物となるハナアブ類を待ち伏せしていたのでしょう。
もう少し粘れば、狩りの様子を観察出来たかもしれませんね。
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