2013年7月中旬
花壇に咲いたキンシバイをセイヨウミツバチ(Apis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠にオレンジ色の花粉団子を付けています。
円形に並んだ雄しべの上をグルグル歩き回って効率よく花粉を集める回転集粉行動が見られました。
吸蜜は行わず、花粉集めに専念しているようです。
一度キンシバイの花から飛び立つも、よほど花粉の量が豊富なのか同じ花に舞い降りて集粉再開することもありました。
大通りに面したマンションの植え込みなのに、一体どこで営巣していて蜜源まで通って来るのか、興味があります。
『日本産マルハナバチ図鑑』p167によると、
回転集粉は花床をグルグルと何回も回り続けたり、転げ回って集粉する場合と円柱状の穂花の周りを何周も回り続けて集粉する方法である。
0 件のコメント:
コメントを投稿