2013年4月中旬
軒下に作られたオオフタオビドロバチの泥巣の中から謎の繭を採集しました。
今のところ、寄主オオフタオビドロバチの育房に寄生したキアシオナガトガリヒメバチの前蛹だろうと考えています。
前の記事はこちら→「キアシオナガトガリヒメバチ?越冬前蛹の吐糸営繭と脱糞」飼育を続けると、容器内でなぜか上半身だけが蛹になりました。
どうも下半身の前蛹が肛門から壊死しかけている気がします。
容器を動かしたりして刺激すると蠕動します。
ケンタウルスみたいな異形の虫になるのでしょうか?
体の半分だけネオテニー(幼形成熟)?
残念ながらその後は蛹化不全のまま黒変部位が全身に広がり死んでしまいました。
成虫を得られなかったので、しっかり同定できませんでした。
便秘というか、蛹便の排泄が上手くいかなかったのでしょうか。
越冬中に繭を切り開いて前蛹を取り出し、飼育したため感染症にかかったのでしょうか。
休眠から覚めてから繭を再生しようと吐糸して消耗したのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿