2024/12/03

夜のスギ防風林で倒木に座る雪国のイエネコ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年1月上旬・午後17:05頃・日の入り時刻は午後16:35 

平地のスギ防風林でニホンイタチMustela itatsi)の越冬用巣穴bを自動撮影カメラで見張っていると、新年の晩にイエネコFelis silvestris catus)が写っていました。 
この地点で猫が撮れたのは初めてです。 
水平倒木の上に乗って、辺りを油断なく見回しているようです。 
野ネズミを狩りに来たのかな? 



おそらく近所で飼われている猫が、寒い冬も夜の森を気ままに散歩しているのでしょう。 
年末に根雪が積もったと思っていたのに、異常な暖冬で雪がほとんど溶けてしまいました。

カメラのバッテリーが消耗していて、わずか1秒間しか撮れていませんでした。
この後、もしかしたらネコは丸木橋を渡ったかもしれないのに、記録できず残念でした。


ユキツバキの花が咲く春の山道(雪椿)

 

2023年4月下旬・午後12:15頃・晴れ 

里山の急斜面を息を切らせて登っていると、細い山道の両側に自生するユキツバキの群落が花を咲かせていました。 
ウグイス♂(Horornis diphone)がホーホケキョ♪と繰り返しさえずる鳴き声も聞こえて、まさに春山の光景です。 

雪国の早春に咲くユキツバキの赤い花は芳香がほとんどないので、鳥媒花と予想しています。
しかし、ヒヨドリやメジロなど吸蜜に来る鳥を私は未だ一度も見たことがありません。 
ヒトを警戒して逃げてしまうのだとしたら、ブラインドを張って待ち伏せて隠し撮りするか、無人カメラ(トレイルカメラ)でユキツバキの花を監視しないと撮影は無理かもしれません。 
この日は山中の別な場所でビロウドツリアブという早春に現れる昆虫がユキツバキに訪花する様子もちらっと見かけたのですが、撮り損ねて悔しい思いをしました。 
また来季の宿題です。 




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2024/12/02

雪が降る新年の晩にニホンアナグマ営巣地の横でホンドタヌキ♂が立木に排尿マーキング【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年1月上旬・午後18:25頃・気温-2℃ 

平地の落葉した二次林にあるニホンアナグマMeles anakuma)の越冬用巣穴2つを1台のトレイルカメラで同時に見張っています。 

雪が降る晩に、単独で来たホンドタヌキ♂(Nyctereutes viverrinus)が奥の林縁をうろついていました。 
ミズキの落葉灌木の根元に通りすがりに排尿マーキングして行きました。 
排尿時に片方の後足を上げたので、♂と分かりました。 
最後は奥の二次林に立ち去りました。 

1.5倍に拡大した映像をまずご覧ください。 
つづけてオリジナル映像でリプレイ。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。



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