2020/03/02

ブッドレア(紫)の花蜜を吸うウラギンスジヒョウモン♀



2019年9月下旬・午前11:20頃・晴れ

民家の裏庭の花壇に咲いたブッドレアウラギンスジヒョウモン♀(Argyronome laodice japonica)が訪花していました。
半開きの翅を開閉しながら吸蜜しています。
右後翅が破損した個体でした。
紫の花穂を歩き回りながら一心不乱に吸蜜を続けています。

花からなかなか飛び立ってくれないので、先を急いでいた私は痺れを切らして撮影終了。


ウラギンスジヒョウモン♀:翅表@ブッドレア(紫)訪花吸蜜
ウラギンスジヒョウモン♀:翅裏@ブッドレア(紫)訪花吸蜜

2020/03/01

ゴイサギ幼鳥の群れが池の岸で小枝を相手に捕食の自主練(野鳥)



2019年9月上旬・午後18:00頃(日の入り時刻は18:02)

日没直前の溜池でゴイサギNycticorax nycticorax)幼鳥の群れが岸辺に多数集まっていました。
さほど深い池ではないのに、ゴイサギ幼鳥は皆、決して池の中央には行かずにコンクリートの護岸や浅い水際に留まっています。
その点が足の長いダイサギとは違います。

池の水面に浮いている落葉や落枝を嘴で素早く拾い上げては捨てる、という遊び(?)を飽きずに繰り返しています。
水中から小枝を咥えて引っ張り出すことも何度もありました。
おそらく巣立ち後の幼鳥が池の小魚などを自力で捕食できるように、遊びながら練習しているのでしょう。
水面にプカプカ浮く丸い木の実(クルミではなくトチノキ?)を相手に遊んでいる個体もいます。
その木の実は嘴で挟み切れない大きさらしく、苦戦しているのが微笑ましいです。
樹上で羽繕いした別個体から落ちたのか、鳥の羽毛も池の水面に浮いていました。
その漂って来る羽毛を使って捕食練習するかと期待したのですが、それは無視しました。


▼関連記事(3年前の夕方に撮影。単独個体)
小枝で漁の特訓をするゴイサギ幼鳥(野鳥)


画面手前の枯れ木で止まっていた個体が私に警戒して飛び立ち、奥の柳の枝に移動しました。
引きの絵(広角)にすると最大で計9羽の幼鳥が写っていました。(カウント漏れがありそう)
どの個体に注目すべきか目移りしてしまい、後半は散漫な映像になってしまいました。


※ 夕暮れに撮った薄暗い映像なので、動画編集時に彩度を上げています。


イヌコウジュの花蜜を吸い飛び立つツバメシジミ♀【HD動画&ハイスピード動画】



2019年9月下旬・午前11:30頃

河川敷に咲いたイヌコウジュの群落でツバメシジミ♀(Everes argiades hellotia)が訪花していました。
翅を半開きのまま吸蜜しています。

翅が擦れていて、♀の特徴である後翅表の橙斑が不明瞭な個体です。
左前翅翅頂が破損しており、右後翅の尾状突起も失われています。
触角を模した尾状突起が左右非対称になったせいか、この個体は自己擬態のための翅を擦り合わせる運動をしませんでした。

日光浴してるのかな?

吸蜜シーンをもっとじっくり撮りたかったのですが、すぐに飛び立ってしまいました。
逆風に立ち向かいながらイヌコウジュの群落を飛び回ります。
隣接するマメ科植物?やイネ科の葉に着陸すると、翅を広げた姿勢で小休止。
ときどき横風で翅が煽られています。

葉から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:53〜)
その後はしばらく待ってもイヌコウジュに訪花してくれませんでした。


ツバメシジミ♀@イヌコウジュ訪花吸蜜
ツバメシジミ♀@?葉
ちなみに、このシソ科植物の名前を私は知りませんでした。
ピッキオ『花のおもしろフィールド図鑑 秋』で調べ、
萼の裂片が尖っている点を決め手によく似たヒメジソを除外しました。(p73より)




イヌコウジュ花
イヌコウジュ花・全景



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