2019年9月中旬・正午頃
堤防の土手でピンクの蕾が咲きかけたコスモス(秋桜)の群落にマメハンミョウ(Epicauta gorhami)が飛来しました。
腹部が膨満しているので♀なのかな?
葉に止まったので食事シーンを期待して撮り始めたものの、葉には口を付けてくれません。
初めは私を警戒しているようでしたが、やがて翅を半開きに開閉すると徘徊し始めました。
蕾の天辺から翅を開いて飛び立とうとするも失敗しました。
ようやく飛んでも飛距離は短く、奥の茂みへ突っ込みました。
体の小さな昆虫にとってコスモスの葉の茂みはジャングルのようです。
マメハンミョウの飛翔シーンは初見です。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
黒い鞘翅を開くと後翅は透明でした。
腹部の両側面に目立つ橙色の縦帯が走っています。
頭部の橙色と合わせて、いかにも捕食者に対する毒々しい警告色を身にまとっています。
その後もハイスピード動画に切り替えて撮ろうとしばらく粘ったのですが、もう飛んでくれなくなりました。
マメハンミョウ@コスモス葉 |
マメハンミョウ@コスモス葉・全景 |