2014/10/13
ミズナラの樹液を舐めるキアシナガバチ♀
2014年8月上旬
里山の雑木林でキアシナガバチ(Polistes rothneyi)のワーカー♀がミズナラの樹液酒場に来ていました。
隣の幹に飛んで移動すると、先客のベニシタバが驚いて逃げ出しました。
甘い樹液に群がるクロアリやハエを追い散らしながら歩き回ります。
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ハチ・アリ(膜翅目),
樹液酒場
2014/10/12
大顎で植物を咥えた姿勢で眠るサトジガバチ♀
2014年7月下旬
訪花中のサトジガバチ♀(Ammophila sabulosa nipponica)を生け捕りにして家に持ち帰りました。
▼関連記事翌日の夜に採集容器を覗いてみると、足場として一緒に入れておいたヒメジョオンの茎につかまって蜂が休んでいます。
ヒメジョオンの花蜜を吸うサトジガバチ♀
よく見ると、茎を大顎で噛んだ状態で寝ていました。
撮影のために慌てて照明を点けたり容器の蓋を外したりしたせいで、蜂が目を覚ましてしまいました。
(映像はここから。)
覚醒した蜂は化粧(身繕い)を始めました。
次に休息したときは、ヒメジョオンの蕾や花を噛んでいました。
蜂の睡眠について詳しくは知りませんが、当然ながら昆虫は目をつぶることはありません。
寝ていて歯ぎしりした拍子に植物を噛み切ってしまって落ちてしまうことがあれば愉快ですね。
単独性(非社会性)の蜂がこのような姿勢で(植物を咥えて体を固定)寝るという話は本で読んで知っていましたが、実際に目にするのはこれが初めてでした。
例えば「アオスジコシブトハナバチ◆くちの大あごで植物の茎につかまり、眠る」と題した写真が『虫たちのふしぎ』という本の表紙になっています。
以下は標本写真。
茎を咥えたまま死んでいました。
胸部背面 |
胸部側面 |
腹部側面 |
右前翅の翅脈 |
右後翅の翅脈 |
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ハチ・アリ(膜翅目),
化粧,
夜の生活
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