2014/02/10

ミズナラの樹液を吸うキアシナガバチ♀



2013年10月下旬

キアシナガバチ♀(Polistes rothneyi)もミズナラの樹液酒場に来ていました。
この時期はワーカーだけでなく新女王の可能性もあります。
やけに色褪せた個体だなと思いました。
歩いて幹を移動すると、近くで吸汁していたヒオドシチョウNymphalis xanthomelas japonica)が威嚇するように翅を広げて蜂を追い払いました。(専有行動)
この一件から察するに、力関係ではヒオドシチョウ>キアシナガバチのようです。



2014/02/09

ミズナラの樹液を吸うヒオドシチョウ



2013年10月下旬

林道沿いに立ち並ぶミズナラの幹から滲み出す樹液が発酵して、辺りに濃密な芳香が漂っていました。
千客万来の樹液酒場で先ず目についたのはヒオドシチョウNymphalis xanthomelas japonica)でした。
翅を開閉しながら口吻を伸ばし白く固まった樹液を舐めています。


日光で翅が透けてしまい、ストロボを焚かないと翅裏の紋様がよく見えない。


夕刻の雑木林で出会ったニホンカモシカ



2013年10月下旬

里山から下山すると、麓の雑木林にてニホンカモシカCapricornis crispus)を発見。
振り返った姿勢のまま、こちらを凝視しています。
角が未だ細いので若い個体のようです。
大きな耳は左右対称で、私に個体識別できる特徴がありません。
薄暗い夕方なので、ズームすると相当暗いです。

やがて警戒を解くと前を向き、駆けて逃げて行きました。
録画を停止してしまい撮れていないのですけど、フシュフシュ♪と威嚇する鼻息が林の奥から聞こえてきました。

実はこの日の朝にも近くの杉林でカモシカを目撃しています。(映像なし)
この辺りを縄張りとしている同一個体かもしれません。

最近は治山工事の騒音の影響なのかニホンカモシカの姿が見えなかったのですが、久しぶりの嬉しい遭遇でした。



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