2013/08/04

キアゲハ終齢幼虫の脱糞



2013年6月下旬

キアゲハ(Papilio machaon)の飼育記録3

育ち盛りの芋虫の生活はひたすら「食べては出す」の繰り返しです。
初めは撮り損ねますけど、脱糞するとポトリと音がするので気づいたら時刻を記録します。
やがて、約30分間隔で規則正しく排便すると分かってきます。
時間が来たら腹端を狙っていれば脱糞シーンを撮ることができます。
快食快便の複数個体を接写。

つづく→「オオハナウドの葉を食すキアゲハ終齢幼虫



【追記】
谷本雄治『週末ナチュラリストのすすめ』(岩波科学ライブラリー) を読むと
キアゲハ(幼虫)の糞。よく見ると真ん中がへこんでお椀のような形になっている。 (p81より引用)
と書いてあり、写真も掲載されていました。
飼育当時の私は、そのようなことに気づきませんでした。
しかし改めて自分の映像を見直してみると、確かに真ん中が凹んでいました。
理由は分かりませんが、面白いですね。



飛べ!セイヨウミツバチ♀【ハイスピード動画】



2013年6月中旬

つづら折れになった峠道の脇に生えた木苺の群落でセイヨウミツバチApis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
今にも雨が降り出しそうな梅雨空の下で花から花へと忙しなく飛び回る様子を240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
後脚の花粉籠は空っぽなので、吸蜜に専念しているようです。

キイチゴ類には疎いのですが、この花はナワシロイチゴですかね。





2013/08/03

ヤエウツギに訪花するエントツドロバチ♀



2013年6月下旬

道端の木で満開に咲いた白い花にエントツドロバチ♀(別名オオカバフスジドロバチ、Orancistrocerus drewseni)が飛来し、蜜を吸っていました。

映像の後半(1:15〜)に登場する個体はもしかすると違う種類のドロバチかもしれません。
逆光気味でよく見えませんが、胸背にエントツドロバチには無いはずの黄紋がうっすらあるような…?



純白の花弁がフサフサで見慣れない花でしたが、調べてみると樹種はヤエウツギ(=サラサウツギ)でしょうか。
様々な虫が訪花していました。
つづく



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